RDF燃焼基礎実験装置

  この実験装置は、1時間あたり約750g燃焼することのできる流動床式小型実験焼却炉です。流動床炉は、石英ガラス製の二重管透明電気炉で、外筒の内側は金がコーティングされており、赤外線を効率よく反射し、可視光線を通すといった金の性質を利用し、炉内温度800℃程度で、高い断熱性を保持したまま、燃焼状態を目視観察できるようになっています。

  燃焼実験時の運転状況は画面表示されるとともに、コンピューターに自動記録されます。ダイオキシン類等の微量有機化学物質は空気不足の燃焼状態で生成するので、そのような状況下では一酸化炭素や未燃の炭化水素が生成します。これに対しては、高速炭化水素分析装置により一酸化炭素濃度計では拾いきれない炉内局所の不完全燃焼領域とダイオキシン類等の生成との関連についても研究を行っています。

  実験による燃焼排ガスはバグフィルターと大型活性炭吸着塔にてダイオキシンなどの有害物質の除去を行い、検出限界以下のクリーンなガスにして排出しています。また、煙突出口では定期的にダイオキシン類濃度を測定し、常に異常がないかどうか監視を行っています。