活性炭吸着実験装置

  吸着装置は吸着反応塔に吸着材である活性炭を充填し、その充填層にガスを通過させて吸着をおこなう固定層式の吸着装置を採用しています。

  実験でダイオキシンを直接扱うことは安全上問題があるので、代替物質として吸着特性が近いジクロロベンゼンとクロロナフタレンを使用しています。ジクロロベンゼンとクロロナフタレンをエタノールで希釈した溶液を加熱炉で気化し、熱風発生器により高温化された空気のラインに混合してテストベッドに供給します。

  3つのテストベッドがあり、同時に3種類の活性炭の試験を行うことができます。どれだけジクロロベンゼンやクロロナフタレンが吸着されているかは、テストベッドの入口および出口の濃度を測定して行います。このような手順で、何100時間にわたるデータをとり続け、その結果をもとに評価を行っています。また、実験による排ガスは大型の活性炭吸着塔によって有害物質を一切含まないようにして排出しております。